【フラッガー】もりのぶこ(Wolf-note)
【時】11月7日(月)10:15~12:00
【場】神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前」駅改札10:15集合
【参】参加無料。定員3名。予約先着順。
https://www.facebook.com/Wolf-note-1636355309927801/
期間中立ち上げるWolf-noteのFBページからお申し込みください。
◎御歳93歳の元船大工さんとのおしゃべり、のんびり海を見ながらのナンデモナイけど貴重な時間をお裾分け。
中田武治さんには、2019年に神戸市内でのアート・プロジェクト「TRANS-」でお目にかかりました。イベントの打ち合わせと称して、兵庫港近くのマルナカ工作所にお邪魔する度、話を脱線させて、「コレなんですか?」「どうやって使うんですか?」「どんな線が引けるんですか?」と図面を手で引くための道具について質問攻めにする、門外漢の私を面白がってくださった。伝馬船という昔の木造船の造船技法を受け継ぐ最後の方だと聞いている。第一線を退かれ、作業場は若い方に譲ったけれど、平日は毎日事務所に通って、依頼があれば船の図面を引くこともある。先日お会いした時は、何十年も先のことを見据えて、ご自身の所属するヨットクラブを示す小さな旗(バージ ”Burgee”)の改訂案を練っておられた。
木造船のこと、海のこと、神戸のこと、また休日は自身のボートで釣りや花火見物もされるというライフスタイルなど、ざっくばらんに聞かせていただき、元気を分けて頂きたいと思っています。
[ 関本ルポ ]
その日の午後は近くのホールでお仕事があるというもりさん、私の自宅からすぐの商店街まで来てくださいました。ランチをしながらお話ししていて私のテンションが一番上がったのは、子どもの自由な発想による表現活動について共感し合ったとき。私が勉強したいと思っているレッジョ・エミリア・アプローチについてもご存知で、またC.A.P. メンバーによる「タカラゴミー」という企画も教えてくださって。森さんの首元には、主催したワークショップで作られたという、ストローを使ったヒンメリのネックレスが。今後も色んな情報をいただきたいと思いました。実はこの日、急遽子連れでのインタビューとなったのですが、「神戸が、この子たちのワクワクするようなまちになればと思っている」と、3歳の我が子にも笑顔で声を掛けながら質問に答えてくださいました。ランチ後は、勤務先のホールまで3人で歩き、ロビーで行われている工作の企画を紹介してくださり、私にとっても子どもにとっても充実した時間を過ごさせてくださいました。様々な企画制作に携わっておられるもりさんは今年、神戸のアートプロジェクト「TRANS-」をきっかけに知り合ったという元船大工・中田武治さんのお話しを聞く会を開かれる予定とのこと。多方面でお仕事をされているもりさんが、神戸にどんなワクワクを増やしてくださるのか、楽しみです。
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