【フラッガー】堀江斉(やさい食堂堀江座)
【時】11月1日(水)~4日(土)12:00〜21:00
【場】野菜食堂堀江座 神戸市中央区元町通6-3-3

期間中一日先着10名さままで!

——
あの、「斉さん」という雰囲気はどこからきてるのかなあ、といつも不思議に思っていました。お店のそこここに貼られている張り紙の言葉や言い回しも、その時そのものぴったりの「斉さん」らしい言葉使いで、いいなあ。以前、車に荷入れしようとした時に、先に入ってた娘さんへの呼びかけが正にそうだったのですが、聞いた私たちは忘れ、発言者ご当人もその時のアドリブということでお忘れになり、今は謎の状態です。ああ、気になる…
お店では健康に気遣った食材で、おいしいカレーを中心に提供されています。なぜ、カレー屋さんを?という質問をしましたら、お店自体を初めて始めたところまで遡りました。必ずメニューに載ってるけれど、そこまで詳しく知られていないココアを看板商品に決め、世界中のココアを集めたそうです。ボリビアのココアが好きで薬草っぽい香りがよいそうです。料理をされた経験がないに等しかったそうで、開店しても毎日が奮闘特訓奮闘…お客さんからフォークを投げられたり、静かに怒られたりされ、その都度、これではだめなんだと気づいて、起死回生?の特訓奮闘がまた始まります。
斉さんを作っているのは、斉さんだけど、そうやっていろんな形で(たとえフォークを投げた人も静かに怒った人も)出逢った人たちの言葉や思いからもできてるんだなあ。「今でも、気づいてないだけで、知らないことたくさんあると思って生きてる。」そんな斉さんのお店には、何かに夢中の人たちが集い、話して、お互いにインスピレーションを感じたり、何かを見つけたり気づいたり。知らないことはたくさんあるけれど、何かを発見できたり、知れるわくわくがこのお店にあります!(きりんルポ)