[29]坂本京子(営業喜楽課長代理)
街を歩いていると「道端スタンド」が現れる。それは時に郵便ポストだったり、地上機器だったり、橋の欄干だったりする。腰掛けといった野暮なことはせず、一度身をもたれ肘を置くだけで、そこは堂々たるスタンドとなる。缶コーヒーでも置こうものなら、物体が中心となって画角が回りだし、景色に意味付けをする自己との対峙が始まるのだ。文化祭中、神戸市内のどこかで奇妙に寛ぐ私を見かけたら、斜向かいにでも来て欲しい。何らかのおもてなしをさせていただこうと思う。街歩きはほどほどにして、道端の静止を楽しもう。


【11/3(火曜)10:00-17:00】
三宮から和田岬の間を気楽に歩き、道端でお茶やお酒等を呑みながら街の風景を楽しみます。背中にフラッグを背負う姿を見かけたらお声がけください。何かしらのおもてなしをさせていただきます。(差し入れも歓迎です)