[24]衣笠収(ゆたかな日常とクーナとアートの会)
不要不急の外出の自粛を言われて、あらためて不要不急の大切さを実感したのは僕だけじゃないと思う。やるべきこと、目的、目標がはっきりしていることは、やりがいにもなるけど、そればかりだとどうもつまらない。人からは、くだらない、無駄、無用と言われても、それでもしたいと思えることがいっぱいある方がゆたかさを実感できると思う。そのわけのわからんさが人のおもしろいところ。やるべきことと正義の言葉は結びつきやすく、人にも説得力を持つ。でも、くだらないことは、人にはなかなか説得力を持たない。それでも、自分の内側から突然生まれたりする。くだらないことをやっちゃうと、自分を認識できるし、自分が愛おしくもなってくる。奇跡的に共感してくれる愉快な仲間に出会えることだってある。くだらなさは、日常をゆたかにしていく。さて、次は何をしよう。いや、その前に昼寝zzz 神戸文化祭もこんな寄り道感覚で楽しませていただきます。