[06]石田香織(小説家)
【11月4日(水)~ブーランジェリーAnneにて写真とつぶやき展「わたしと空」を開催します】朝学校へいく娘たちを見送ると慌てて仕事にでかける。勤務先の障がい者支援施設での仕事は、ろくすっぽ休憩もなく自由でカラフルな面々と泣き笑い怒涛の一日を過ごす。日が暮れると満員電車で家路へ急ぎ、ほっとする間もなく台所に立つ。私の隣で今日の出来事をおしゃべりする娘に相づちをうちながらご飯をつくり、あれやこれやであっという間に一日が終わる、そして朝がくるとまた仕事へ。押し流されながら自動的に積み重なっていく日々の隙間に、何度も空を見上げる。その一瞬だけ世界に空白が生まれる。誰の上にもある空、いつもの空、まちの空、ナンデモナイヒオメデトウ。(日時等の詳細はSNSにてお知らせします)