(30)フォノテーク /たいけんする

【フラッガー】安井麻人、黒田徳和(フォノテーク有志)

【時】11月10日(土)13:00〜18:00ごろまで

【場】salle de musique: Phonotheque(音楽室:フォノテーク) 神戸市中央区三宮町3丁目1−16三星ビル5階南室

【参】参加無料。ドリンク代各自負担

◎会員制の音楽図書館『フォノテーク』では、月額制で会員を募集中です。使い方は自由自在。シェア・オフィス、コワーキング・スペースとしても利用可能です。この機会に是非お立ち寄り頂き、フォノテークの雰囲気をお楽しみ下さい。

 

宰井ルポ

元町の大丸百貨店からほど近いビルの5Fにある会員制音楽図書室「音楽室:フォノテーク」。奥にはDJブースとその両脇に仁王像のように大人ほど背がある大きなスピーカーが鎮座しています。壁には音楽や美術に関する書籍とレコード、ビンテージの機材が。フォノテークは安井さんをはじめとした有志の手で運営されています。音楽家でサウンドアーティストの安井さんが同ビル3階のサンセイドウギャラリーで過去に行なった個展では、顕微鏡を覗いて微生物なんかを見る時に使うカバーガラスを100回割り、割れたカバーガラスと100回分の割れた音を展示されたんだとか。神戸文化祭では去年に引き続き「がっかりするレコード」の展示をされます。去年の一例で吹き出してしまったのが、実は巷に結構あると言われる沈黙・無音の曲を集めたコンピ、「サウンド・オブ・サイレンス」。これ曲の違いあるんですか、と聞くと「やってる人とタイトルが違うじゃないですか」と言われてゲラゲラ笑ってしまいました。たっ、確かに!いろんながっかりレコードが楽しめそうです。