【フラッガー】JUN TAMBA(彫刻家・画家)
【時】11月5日~16日 9:00~17:30 日・月休
【場】兵庫県立こころのケアセンター 神戸市中央区脇浜海岸通1-3-2(TEL:078-200-3010)
【参】 2019年 11月9日(土)、16日(土)両日は本人が在館し、ご案内いたします。

◎2年前からセンターの一階ロビーに、近年制作した彫刻3点(歩く人、横たわる女、FIGURE)と大きな絵画2点(歩く人、「朱い雲」樹下より)を展示しています。当初私は、心のケアと私のアートは合わないのではと思ったのですが、ともかく展示してみようということになりました。あれから2年、この施設を使う様々な人たちの視線に耐えながら、けなげに頑張っている「彼女」らに、日の目を見させてやりたいと思って参加しました。隣にはスーパー銭湯「なぎさの湯」もあって、薄暮の港を眺めながら心と身体をほぐせば、これが本当のこころのケアかも。丹

江見洋一ルポ
 タンバさんは鉄の抽象彫刻家。棒状の鉄や分厚い鉄板を叩いたり曲げたりぐるぐる巻きにしたり・・・タンバさんの手にかかると鉄の塊が美しいフォルムを作り出す。自由自在に鉄を操る正に鉄の男。京都芸大彫刻科卒、同大学院を経て鉄に向き合い30年以上になるとか。ちなみに副業?で昨年まで神戸大学教授の顔も持っていた。そんなタンバさんが、どうしたことか「私は画家だ!」と言いはじめた。最近は人間像に興味が移ってきたとかで、絵も描くようになったらしい。今回は、彫刻作品とともに画家タンバのドローイング?絵?が既に常設されているところで旗を掲げるとか、たぶん変化の過程を作家みずから熱く語ってくれると思います。一見強面でとっつきにくそうな風采。作品同様声もでかいですが、一言言葉をかわすとその印象はガラリと変わり優しさを感じます。ぜひビビらずに声掛けを!隣にはスーパー銭湯もあるそうなので、タオルと風呂桶もお忘れなく。