【フラッガー】西林郁子(ガーデンアトリエ葉守)
【時】 2019年 11月9日(土)、10日(日)13:00~15:30の間でお好きな時間に。
【場】ガーデンアトリエ葉守 西宮市上甲東園2-5-5
【参】参加無料。前日までにgreatoaks@nifty.comまでメール予約。 氏名・連絡先・人数などお知らせください。交通案内などのインフォメーションを折り返しご連絡します。

◎普段は非公開の「庭+アトリエ」を公開します。散策する/しゃがんで足元の地面を観察する/椅子に座ってみる/デッキに寝そべってみるなど”室内と庭との融合”や”庭空間の中に身を置くことを体験してお愉しみください。ご要望に応じて そこに込められた思いを語ったり、ご質問にもお答えしたりします。


まえしま須美ルポ

 上甲東園の元小児科医院だった風情ある建物とその南側に広がる庭。現在ここが、『ガーデンアトリエ葉守(はもり)』と名付けられた造園設計施工業の基地である。ウチ(室内)とソト(庭)の区分を意識させず四季折々の景趣を楽しめるこの空間では、ほんの数時間お邪魔しただけでも、一刻一刻の光の変化、風にゆらぐ草花の色と形、鳥の羽ばたきなどを五感で体感できる。葉守の主軸は西林和一さんと郁子さんご夫妻。国内外の庭園様式や人間と自然の関係を考察しながら、クライアントの要望、ライフスタイル、場所の立地や環境条件を熟考したうえで出来上がる庭空間には根強いファンが多い。社名の由来は、植物ひいては自然を意味する『葉』とそれを守りつつ共生し「ハモり」(ハーモニー)を奏でたいという思いらしい。都会の中に住みながらも自然からあるべき姿を学び、庭というカタチでそれを私たちに提案してくれる、ある意味「地球防衛隊」なのである。