【フラッガー】まえしま須美(ワークショップ•テラ)

(1)まえしま須美の陶芸スタジオ公開
【時】 2019年 11月15日(金)、16日(土)11:00~16:00
【場】ワークショップ・テラ 神戸市東灘区魚崎北町4-8-15
【参】ご希望の方には簡単な箸置きづくりのワークショップも(500円)。予約不要です。お気軽にどうぞ。

(2)陶芸のシェアスタジオ「C.A.P. Clay Studio」公開
【時】11月17日(日)14:00~16:00
【場】KOBE STUDIO Y3 別館工作棟 神戸市中央区山本通3-19-8海外移住と文化の交流センター内
【参】スタジオメンバーとスタッフ、そして彼らの作品を紹介するオープンスタジオです。パワーポイントのスライド・ショーを交えながらの2時間ですが、出入り自由。お茶を飲んだり話をしたり、ゆっくりしていってください。

マスダマキコルポ
 須美さんは、凛とした女性だ。話し方も理知的だしかっこいい。偶然だが私と須美さんは、高校生の時に会っているらしい。お互い覚えてはいないのだけれど、どこか同じ時代の空気を吸ったんだなあと感じることがある。須美さんは、高校を出てすぐにニューヨークに単身で行ったという。そこでデザインを学び、その後陶芸の勉強にフィラデルフィアへ。日本にいた頃は学校というシステムを窮屈に感じていたけれど、新しい世界に飛び出して考えた事が彼女の芯を作っているのだと感じた。須美さんの陶芸は、「手」の記憶から。幼い頃に母に引かれた手、水を飲むときにすくう手。そのイメージが器へと繋がっているという話はとても明快だった。日本へは、昨年本格的に帰国して、早速CAPメンバー且つクレイスタジオの技術スタッフとなった。彼女自身のスタジオでも陶芸クラスを教え始めている。アメリカでのアーティストとしての長い経験が神戸でどう展開するのか楽しみだ。