【フラッガー】柴山水咲(クロッキー&スケッチ部部長)
【時】11月1日(水)10:00~19:00頃まで
【参】要予約。前日までに部長の柴山水咲までメールでご連絡ください(w_t_r_bloom@yahoo.co.jp)参加無料です。クロッキー&スケッチに必要なものは各自持参してください。
 
今年もクロッキー&スケッチ部は神戸文化祭に旗を上げるさまざまなフラッガーたちを訪れて描きます。昨年は12組のフラッガーの元を訪れました。神戸文化祭を描いて体感しましょう。一緒に歩き回りたい方は、前日までに部長の柴山水咲までご連絡ください!

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昨年の神戸文化祭においては、クロッキー(線描画・対象を素早く描写すること)&スケッチ部部長として10箇所以上のフラッガーを訪問し、神戸文化祭というものを肌で感じた、という美術作家の柴山水咲さん。筆者のいる大阪三国までクロッキー道具とわらび餅を携え訪ねてきてくれました。
小さい頃から絵の好きだった柴山さんは、芸術を深く知りたいという思いから京都の芸大に学び、大学院へと進みます。そこで芸術表現を専攻しペインティングを学びましたが、自分らしい表現こそ素晴らしい、とする絵画の在り方に疑問を持ちます。次第に描く気も失せ、院での勉強も狭く閉じた世界でのことに感じられ、悩みます。そんな時期、何気なく目に映ったものをスケッチする、ということが続きました。やがてスケッチした同じ絵を何枚も並べ展示してみるととても面白く感じられ、それが今の自分に繋がる表現の始まりだったとのことです。
その後、神戸でC.A.P.(芸術と計画会議)の活動に関わり、クロッキー&スケッチ部もそこから始まります。もともとC.A.P.に集う作家の親睦が目的だったクロッキー&スケッチ部は、徐々に一般参加者も増え活動も盛んに。美術作家として個展はもちろん昨年の六甲ミーツアートに作品が展示されるなど忙しい柴山さんですが、クロッキー&スケッチ部の部長としても活動継続中です。この日もあっという間に筆者(と友人)を描いてくれました。作品を見て「さすがに上手やな~」とのたまう友人には辟易しましたが、作品はクロッキーであることやご本人の清廉な雰囲気もあってか、濁りのない凛としたもののように感じました。わらび餅も美味しかった・・・そんな柴山さんは今年もクロッキー部でフラッガーを訪ねスケッチしまくります!柴山さんや部員さんたちと「クロッキー&スケッチ」したい人はどしどしご応募ください!(ハヤセルポ)