【フラッガー】赤石惠利嘉(アーティスト)
【時】11月3日(金祝)12:00〜15:00
【場】スタジオグラニート 神戸市東灘区御影郡家2-6-12ハイコート御影202
【参】参加無料・予約不要

オープンアトリエです。リトグラフ制作を見学・ちょっと道具に触れてみることもできます。

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スタジオグラニートのメンバー、赤石惠利嘉さんを紹介します。京都生まれの赤石さんは、京都市立芸術大学でリトグラフを専攻しました。企業のテキスタイルデザイナーとして5年間勤務した後、作品を作りたいとの思いが募り退社。その後、テキスタイルデザイン、カメラマンアシスタント、ビーズアクセサリー、アーティストブレスウオッチのデザインと製作、グラフィックデザインの教職など、様々な職業を経験されました。スペイン在住のタブロー作家と出会ったことをきっかけに、師事するため2ヶ月間カタルーニャ地方に滞在。思う存分芸術に浸る日々は、とても充実したものだったそうです。帰国後、現地で制作したタブローの個展を開催。作家としての自覚が生まれた矢先、子供を授かりアーティストへの道はやむなく中断。それからの12年間は芸術への思いを温めつつ、秘めつつ、抱きつつ家族との時間も楽しむことができたと振り返っています。そしていよいよ今年より本格復帰を果たしたところです。
現在は、御影のスタジオグラニートにリトグラフのプレス機を設置し制作しています。また、中断していたスペイン時代のタブロー制作への思いもあり、同じスタジオの河合美和さんの絵画教室にも参加しています。制作する場が整い表現することへの情熱が日々湧いてきているとのこと。絵画、リトグラフ制作に向かう時間はとても楽しく、何かを生み出すことは、かけがえのない生活の一部だとあらためて感じているそうです。
スタジオグラニートでは、5人程度のリトグラフ制作が可能です。今回の神戸文化祭をきっかけに、定期的なリトグラフ教室を開くそうです。興味のある方は、遊びに来てください。(河合早苗ルポ)