(93) リトグラフに触れてみよう2018 /みる、たいけんする

【フラッガー】赤石惠利嘉(アーティスト)

【時】11月11日(日)12:00~17:00

【場】スタジオグラニート 神戸市東灘区御影郡家2-6-12ハイコート御影202

【参】参加無料・予約不要

◎オープンアトリエです。リトグラフ制作を見学・ちょっと道具に触れてみることもできます。

 

河合早苗ルポ

リトグラフ、絵画制作をしている赤石惠利嘉さん。阪急御影駅近くのスタジオグラニートにアトリエがあります。昨年、「リトグラフに触れてみよう」を開催しました。子育てで少し制作から遠ざかっていたのですが、神戸文化祭に初参加したことが再始動のきっかけになったそうです。版画経験者、未経験者、小学生に、リトグラフの道具、絵の具、機械に触れてもらいました。参加したアーティストさんは、「しばらく制作をお休みしていたので、また新鮮な気持ちで作品作りができました」と喜んでいたそうです。惠利嘉さんと同じように、神戸文化祭が何かを始める、または思い出すきっかけになるって素敵ですね。今年は昨年の手応えを踏まえ、2回目のワークショップを開催します。リトグラフは、絵の具、水や薬品の化学反応、鉄の塊の強大なプレス機、これらを使って、たくさんのプロセスを経て生まれます。惠利嘉さんには、そのややこしい工程が自分の表現にぴったりなのだそうです。リトグラフのルーツは石版画です。石が採れなくなったこと、重くて扱い辛いことから、石に代わってアルミの板を使うリトグラフが生まれました。いずれは、石版にも挑戦してみたいそうです。みなさんの背中をちょっとだけ押してくれる神戸文化祭。今年はリトグラフにチャレンジしてみてください。