(95)一日だけのブックカフェ「緑の魚」~作家 石田香織さんをお迎えして~ /たいけんする

【フラッガー】岡野亜紀子(Pez Verde/アートマネジメント)

【時】11月10日(土)①11:00~/②13:00~/③15:00~

【場】Boulangerie Anne(ブーランジェリー・アン) 神戸市中央区中町通4丁目1-15

【参】参加費500円 、各回10名(当日先着順)

◎神戸を舞台に血の繋がらない兄妹を巡る切なく優しい物語「きょうの日はさようなら」で作家デビューを果たした石田香織さんをお迎えして一日限定のブックカフェをオープンします。おいしいお菓子やお茶などを味わいながら石田さんの作品や大好きな本について一緒に楽しくお話しましょう。

笹倉ルポ

岡野さんは、長年、演劇や劇場の制作に携わり、アートマネージャーとして神戸で活動をしてきた。学生時代から小演劇が好きで、遊びの延長のような形で劇場の制作アシスタントの仕事を始めたことがその出発点。今のようなフリーランスの働き方が自分らしいと思い始めたのは、立ち上げ段階から携わったKAVCを退職した後。一箇所に属さず、様々な人や団体・施設と関わりながら働き、繋がりを深めていく方が自由で可能性が広がるように感じたからだ。本人いわく「いろんなところに首を突っ込んでいる」とのことだが、どんな立場であっても「人と人の出会いを生みたい」という想いは揺るがない。

今回、文化祭のゲストに迎える石田さんとの出会いも、かつてKAVCで企画した演劇ワークショップに石田さんが参加していたことがきっかけだった。彼女がその後小説を書くようになる分岐点がそのワークショプだった、というから岡野さんが信じる「出会い」は計り知れない。