(101)研究テーマ 住宅に浸透する本の現状について /みる

【フラッガー】奥田勝(図書浸透家)

【時】11月3日(土祝)〜11日(日)

【場】兵庫図書館 神戸市兵庫区駅南通5-1-1キャナルタウンイースト2階

【参】参加無料・予約不要

◎人々は今、どんな風に本を住宅に置いているのであろうか?インテリア雑誌で見かけるような素敵な本棚は実在するのであろうか?ありのままの本の置き場を協力者の方々に見せていただきました。こんな置き方があったのか、、、もっと片付けよう、、、うちは散らかっているうちに入らない、、、よく見るとおもしろそうな本がある…様々な見方があるでしょう。市民の本棚である兵庫図書館様にて公開させていただきます。

 

有吉ルポ

図書浸透家・奥田氏の本職は本屋さんだ。本屋で働いていると、なにかしら尋ねてくる人が多いそうだ。道はよく聞かれる。「こないだはお刺身が食べたいという韓国人観光客をお店まで案内しました。」と奥田氏。図書浸透家は親切なのだ。図書浸透家は今年の文化祭で、いろんな人の本棚を拝見できる、そんな展示を構想しているらしい。本棚というのはその人の内面を覗かせてくれる。暮らし、思考、これまでの人生……思いを巡らすことが多く、人の本棚というのは興味深く見ていて飽きない。そんな企画をもくろむ奥田氏の本棚は?と聞くと、「本は押入れの中に、、、通路に積読(つんどく)本も、、、あとはマンションのトランクルームの中にごそっと、、、」そして、クローゼットの中には、これまで読んできた本の中からお気に入りを集めたコーナーがあるそうだ。「時々新しい本がそこに仲間入りして、、、」つまるところ、奥田家に本棚はない。が、着実に本は浸透しているようだ。