(104)展覧会 「北の椅子と」にて /みる

【フラッガー】服部真貴(北の椅子と)、杉山知子(アーティスト)、上村亮太(アーティスト)

【時】11月4日(日)~11日(日)11:00~18:00 水土定休

【場】北の椅子と 店内 神戸市兵庫区材木町1-2運河側倉庫

◎兵庫運河のほとりにある、北欧家具店「北の椅子と」。もとは製材所であった古い建物に、北欧の家具や雑貨などが所狭しと並べられていて、カフェの天井の大きなノコギリや、むき出しの壁など、当時の面影も見え隠れしています。そんな「北の椅子と」の店内に、杉山知子と上村亮太の作ったものを、普段のままに置いています。展覧会、と言うよりも、いつもの生活の中に作品があるという感じでしょうか。そのような場所で、ゆっくりとした時間を過ごしていただけたらと思います。

 

鈴木ルポ

北の椅子とさんのことを知ったのは、知人の家具職人さんからの話でした。兵庫区の材木町に凄いカフェができるとのこと。ということで、私は北の椅子とさんをオープン前から知っていました。知人の家具職人さんは「すごい」、とか「ごっつい」とか「真似できない」とか言うだけで、いまいち説明になっていなくて、具体的にどんなお店なのか、いってみるまで謎でした。オープンしてから行ってみると、「なるほど」と思いました。製材所を改装された店舗でした。家具職人とは切っても切り離せないですね。北の椅子とさんは北欧のヴィンテージ家具と雑貨を扱っています。1階の半分は製材所の名残が残っています。1階のもう半分はカッコいい家具が展示販売されています。2階の半分は雑貨とそれをディスプレイしている家具が展示販売されています。2階のもう半分が謎だったカフェスペースです。カフェスペースからは兵庫運河を望める最高のロケーションです。夕方には運河の上を走る和田岬線の電車がまた夕暮れの景色とあわさっていい感じです。メニューでは私はプリンがおすすめです。なかなか他には真似できない空間の北の椅子とさんにぜひ行ってみてください。