(113)詩と写真の二人展   /みる、たいけんする

【フラッガー】西沢侑佑子(写真家)

【時】11月3日(土祝)~10日(土)13:00~16:00/日定休

【場】ギャラリー&喫茶「あいうゑむ」 神戸市須磨区須磨寺町1-6-12/電話078-735-3975

【参】参加無料・予約不要

◎関連イベント「ことばと写真のゆる散歩」

11月8日(木)10:00~12:00/参加無料・申込不要

「あいうゑむ」に10時集合。まずは参加された皆さんで「ことば」のお題を出し合ってから、コンデジやカメラ付き携帯を携え、近辺の海や路地を散歩しましょう。散歩のあとは「あいうゑむ」に戻り、各々のお題と写真をシェア。発見を共有します。気楽にご参加ください。

 

帆足ルポ

昨年初めてフラッガーとして、「あいうゑむ」で写真展を開いて参加された西沢さん。今年はその「あいうゑむ」店主であり詩人の福永さんと、二人展で参加されます。ご自身の作品について、「日常の中でのささやかな発見を、カメラを通して向き合う。その静かな時間を大事にしたい」と語って下さいました。「ナンデモナイヒオメデトウ」という神戸文化祭のキャッチフレーズが、本当にぴったりな西沢さんです。去年の作品展で西沢さんの作品に出会い、まるで散歩の途中を切り取ったような写真たちだ…と感じたことを覚えています。きっとその景色はわたしも見たことのあるものなのに、西沢さんのカメラを通してきりっと冴えた世界に変わるような。今年は詩人との二人展。作り方も去年とは違います。「まず福永さんの詩を受け取り、そこからひらめいた言葉を持って撮影する」とのこと。それはまさに、詩と写真の伝言ゲーム。変容していく表現に驚きながら作られる作品展です。最後に福永さんからタイトルをいただき、完成。いや、もしかすると展示中に皆さんが見ている最中にも、詩と写真は変化していくかもしれません。会期中のイベントは、西沢さんと須磨のまちを歩く「ゆる散歩」。こちらも正解のない、発見とびっくりに満ちた時間になりそうです。