(120)長田のクマさん企画「港街 働く人のいる風景を歩く」 /たいけんする

【フラッガー】熊原郁子(長田のクマさん)

【時】11月10日(土)①9:00に神戸駅東口セブンイレブン前集合 ②11:30に兵庫図書館集合

【参】参加費1,200円(昼食と散策マップ付)。各回定員10名。要予約。ご予約は長田のクマさん(TEL:078-599-6445、16〜22時)

協力:兵庫図書館

◎現在の神戸港の源流となった兵庫区南部の兵庫津、清盛の昔から続く街の今昔、これからをたどりながら歩きます。江戸時代の大動脈であった西国街道跡の惣門や、司馬遼太郎の著書でも有名な海の商人高田屋嘉兵衛の史跡、明治以降の海外の文化を取り入れハイカラな歓楽街であった新開地、近代の神戸を支えた造船地帯であった東出町、西出町界隈、清盛の開いた兵庫津の名残を残す兵庫運河、現在の神戸の食の要の中央卸売市場、材木や鉄鋼などを扱う町工場が点在する兵庫駅周辺などを散策します。西出町のマルナカ工作所さん、蛭子神社の宮司さん、地元密着でお肉に強いスーパー・ジョイエールさん、兵庫図書館さんにも立ち寄って街のお話を伺う予定です。①と②でルートは異なりますが、どちらのコースでも昼食は鉄工所跡をリノベーションした店舗長田のクマさんで特別ランチをいただきます。予約時にルートをご確認の上お申し込みください!

 

宰井ルポ

長田・兵庫の町工場が並ぶ無骨なエリアにある豚肉専門焼肉店です。韓国旅行の際に豚の焼肉に心を奪われた熊原さんは、韓国での豚焼肉人気に対し、日本にはお店が全然ないことに気づきます。それなら自分でと思い立ったのが、お店を始めたきっかけ。モソリサル(首肉)はほんのりピンク色に細く脂の筋が入った縞模様、どことなくお上品です。炭火の網の上でしばらく焼くと、脂が溶けて表面がキラキラ輝きます。焼きあがったらサンチュで巻いて、特製醤油ダレで食べます。このタレがすごく美味しい!タレの中に浸かっている生玉ねぎのスライスをちょんと乗せて食べるのが、具合イイんです。オープン前は韓国中の豚焼肉を食べ歩いたという熊原さん。絶妙なうまさの自家製ダレは、現地での味の記憶だけを頼りに「舌コピ」したんだそう。素材もお酒も、自ら食べて飲んで美味しかったものだけ。熊原さんが自分自身の足と舌で探し当てた美味しさが、お店のメニューの最初から最後まで詰まっているんだ!そう感じました。次は何を食べようかな。