(31)昭和のTV連続活劇主題歌レコード・コンサート その2 /きく

【フラッガー】森下明彦 (メディア・アーティスト/美術・音楽・パノラマ愛好家)

【時】11月10日(土)18:00〜19:00

【場】音楽室:フォノテーク 神戸市中央区三宮町3-1-16三星ビル5階南側

【参】参加無料・予約不要。要1ドリンクオーダー(500〜600円)。定員10名。(問い合わせ 森下:080-3804-6208

◎昨年に引き続き、1950年代後半から1960年代にかけての子ども向けテレビ番組の主題歌に限定したレコード・コンサートを開催します。内容は、「隠密剣士」、「頓馬天狗」、「豹【ジャガー】の眼」、「ホームラン教室」など、すべて前回とは異なります。今回は場所が変更になっていますので、ご注意下さい。当日の午後は、同じ音楽室:フォノテークにて、レコードの展示と試聴が可能な催しも開催しています。続けてご参加下さい。

主催:DJ零こと湘南ボーヤ(aka 森下明彦)、協力:安井麻人、メタ・フィルム・マーヴェラス

 

マスダルポ

本の洞窟。森下さんの仕事場は、こう表現するのがぴったり。旧居留地の高砂ビルにある仕事場は、入口すぐからびっしりと書棚に書物や資料、作品などが並んでいる。関東育ちの自称湘南ボーヤは、九州芸工大時代に、実験映画の面白さに魅せられ、自身でも映像作品を作り始め、その後神戸芸工大で映像を教え、現在はフリーで研究・制作をされている。森下さんの話の中には、度々「それを調べてみるとさあ」というフレーズが出てくる。今特に力を入れている事の一つは、「メディアの考古学」として映像の歴史を調べる事。その際に肝に銘じているのは「通説を疑え」「オリジナルを見ろ」ということだそうで、まさに今「神戸と映画」について書かれているとのこと。2つ目は、使われなくなったメディアの可能性を探求した作品づくり。例えば紙のフィルムなど、モノとしての面白さも作品になるかも。膨大な知識と探究心。加えて寒い駄洒落と茶目っ気がモリシーの愛される理由かな?