(55)伊津野雄二と松村光秀 語らう彫刻 /みる

【フラッガー】島田誠、林淳子(ギャラリー島田)

【時】11月3日(土祝)〜7日(水)12:00〜17:00

【場】ギャラリー島田 1F trois 神戸市中央区山本通2-4-24

◎美術館の所蔵作品のように、ギャラリー島田にはコレクション作品がたくさんあります。ギャラリー島田1Fのtrois(トロワ)というスペースではこのコレクションをご覧いただけます。今回は個展開催中の伊津野雄二さん、そして故松村光秀さん、というお二人の作家さんの彫刻作品をコレクションより展示いたします。全く異なるお二人の世界ですが、共通するのは人物像というところでしょうか。作品同士が語らう空間、そして作品を介してまた、人が語らう、そんな展覧会になればと思います。そして語らう彫刻 語らうひととき、11/3(土祝)15:00よりギャラリートークを開催します。是非遊びにいらしてください。

同時開催

B1F un 伊津野雄二展 1F deux 松村光秀展

10月27日(土)〜11月7日(水)

 

安田洋平ルポ

ギャラリーを訪れたとき、オーナーの島田さんはテーラードジャケットの下に蝙蝠(こうもり)のTシャツを着ていた。突然の訪問にもかかわらず、取材を口実に、今までどういう思いでギャラリーをやってこられたのか聞いてみたいのですとお願いしたら、真摯に、目を見て話をしてくださった。話す調子はソフトでありながら、毅然としていて芯の強い態度が伝わってくる。蝙蝠とはある陣営に属さない生き物の象徴。40年続くギャラリー島田画廊の精神を感じた。