【フラッガー】松宮隆史、山地智子(CAFE Anteil)
【時】11月3日(金祝)〜5日(日)11:00~17:00
【場】CAFE Anteil 神戸市中央区熊内町5丁目6-6(moonglowmoonmoon@gmail.com)

平野のカフェ・アンタイルが、今年の7月、熊内町にやってきました。新しい「CAFE Anteil」の物語の始まりです。それで、いろいろな整理や改修を少しずつすすめていく事になりました。そういう訳で、まず、古い調度品やガラクタ、秘蔵のレコードなどをガレージセールする事にします。期間中、「CAFE Anteil」のガレージでガレージセールをやります。掘り出し物がたくさん!。是非、お越し下さいませ!。
それから、あつかましいお願いなのですが、もし、お時間がありましたら、庭の雑草を抜いたり壁を塗ったり、という作業をほんの少し、手伝っていただけたらと思います。そういう感じで「熊内町のアンタイル」を、皆さんと共に作っていけたらと思っています。11月の良き日、是非、熊内町の「CAFE Anteil」に遊びに来てくださいね。

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「熊内5丁目に越してきます」と、松宮隆史さんと智子さんが6丁目の花野にご挨拶に来られたのは、6月のことで、その後多くの方から「Anteil(アンタイル)」の名前が聞こえてきました。
この2月まで、平野は天王谷川沿いにある古民家で『あさの水車Anteil』を営んでいた松宮ご夫妻。1階に3部屋、2階に1部屋のカフェスペースがあり、一日限定10食のランチを出していたそうです。それもすぐに無くなる時もあり、人気だったことが伺えます。店内は、松宮さんの集めたものが多く並んでいて、それが居心地のよい空間となり、長居するお客もしばしば。でも松宮さん曰く、一番は景観!天王谷川にせり出して、眼下に流れる川と神戸の街並が、来る人たちの楽しみだったそうです。
今回移転してきた熊内は、平野とは異なります。店となる2階建の一軒家の1階は広い洋間に、和室が2部屋、入側縁で、庭を囲むような作りになっており、スペースとしては十分ですが、いかんせん平野のような景観は…。
でも、「熊内のAnteil作りをします」という松宮さん。名前も「CAFE Anteil。」に改めて、既に構想があるようです。もともと、松宮さんにてとって熊内は熊内八幡神社に本部があったボーイスカウトに所属し、22歳まで過ごした懐かしの場所。そして、智子さんは初めて訪れた際に一目惚れ。アートコーディネイターとして、様々なイベントを企画してきたという顔もある松宮さんにしてみれば、熊内での挑戦は楽しみなのかもしれません。因みに「Anteil」は独語で「分かち合う」という意味。熊内で人と空間や時間を分かち合う素敵な場所になりそうなこのお店に、目が離せません!(高澤ルポ)