【フラッガー】井ノ岡里子(日本画家)
【時】11月1日(水)~5日(日)12:00〜19:00
【場】Space31 神戸市東灘区御影中町1丁目8-3メゾンユイト3F

Space31にて「THE KAG AMI」Inooka Satoko 新作展を開催いたします。詳細は(59)Space31をご覧ください。

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元町のエビアンコーヒーで待ち合わせて、日本画家の井ノ岡里子さんにお話を聞きました。井ノ岡さんは京都市立芸大の大学院を卒業したのち、シルクロードの果ての奈良にて、自らの表現方法の幅を広げるべくフラメンコ教室に通いました。スペイン旅行がきっかけで趣味で始めたこの踊りは13年続き、最後は人に教えられるようにまでなったのだそうです。
「日本画とフラメンコ」何か彼女を形作る共通の要素があるのでしょうか。「画業はどんな感じですか?」ととりとめのない質問に「スケッチして描く。何も補足はいりません。」とあっさり答えてくださいました。
数年前まではずっといろいろな花を描いていたそうです。外に出かけてスケッチする、それを元に画面に向かう、その繰り返し。「もちろん今も花を描きますが、最近は絵が抽象的になってきていて、いろいろな意味でZENが入ってきているかもしれません。」どのような絵なのか気になるところですが、神戸文化祭の期間中は大阪と神戸の2ヶ所で個展を開催するそうです。大阪は友人から紹介されたバーにて旧作2、3点を展示、そして神戸では阪神御影にあるSpace 31にて未発表の新作4、5点を出品する予定で、ギャラリーの壁面のうち1面を1点でうめるような大作が見られるそうです。
「日本画とフラメンコとZEN」それらの言葉を頭に入れて井ノ岡さんの展覧会を観るとより楽しめるかも知れません!(築山ルポ)